~上記職に就任したフィリップ・クミンは、豊富な技術管理職の経験と事業戦略や製品管
理を統括してきた実績を生かして、モースマイクロの成長促進に取り組む~
2023年3月24日 シドニー、カリフォルニア州アーバイン発:IoT接続に注力したファブレ
ス半導体企業として急成長しているモースマイクロ(Morse Micro PTY. LTD.、本社:オー
ストラリア・ニューサウスウェールズ州)は本日、フィリップ・クミン(Phillip Kumin)
をワールドワイドセールスおよび事業開発担当シニアバイスプレジデントに任命したこと
を発表しました。シリコンバレーを拠点とするクミンは、モースマイクロのグローバル営
業チームを率いて、低消費電力で到達距離の長いIoTアプリケーション向けに設計された業
界最先端のWi-Fi HaLowソリューションの市場導入を加速させていきます。
フィリップ・クミンは次のように述べています。「私は、Wi-Fi HaLow市場を前進させる
革新的な企業に参加できることに興奮しています。言うまでもなく、モースマイクロの共
同設立者が同社全体に浸透させた勤勉で創造的、かつ目的志向の文化の一端を担えること
を嬉しく思います。コネクテッドデバイスの継続的な成長により、モースマイクロはお客
様の幅広いアプリケーションを大規模な形で実現できる体制を整えています。世界最大の
ワイヤレスIoT企業になるという目標を達成するために、世界水準のセールスエンジンを構
築し、統制するという課題に取り組むことを楽しみにしています」
モースマイクロの共同創業者兼CEOであるマイケル・デニル(Michael De Nil)は、「私
達は、世界中でWi-Fi HaLowの大きな商機があると考えており、営業活動を推進し、商業
的成果を加速させるためにフィリップを迎え入れることを喜んでおります。フィリップ
は、新しい市場を開拓する方法と、お客様が接続に関する課題を解決する方法を良く理解
しており、これらは共に当社の事業展開の目標を達成するための基礎となるものです。
フィリップを当社ファミリーに迎えて、優れたパフォーマンスを発揮する営業チームと強
力なパートナー関係により、顧客基盤を拡大することを楽しみにしています」
クミンは、モースマイクロに入社する以前は、シナプティクス(Synaptics)社のグローバ
ルセールスおよびセールスオペレーション担当シニアバイスプレジデントを務め、139人
のチームを管理し、コロナ禍中にも関わらず、売上を13億4,000万ドルにまで伸ばしまし
た。また、それ以前はパラゴンテクニカル(Paragon Technical)社の創業者兼マネージン
グパートナーでありました。クミンはマサチューセッツ大学ローウェル校で電気工学の理
学士号を取得し、現在はマサチューセッツ大学ローウェル校フランシス工学部の西海岸ア
ドバイザリーボードに所属しています。
モースマイクロの包括的なWi-Fi HaLowポートフォリオには、非常に小型で高速かつ低消
費電力のIEEE 802.11ah対応SoCが含まれています。MM6108 SoCは、1、2、4、8MHzの
帯域幅をサポートし、HDビデオのストリーミングをサポートするために数10Mbpsのス
ループットを提供することができます。モースマイクロのWi-Fi HaLow SoCは、従来のWi–
Fiソリューションの10倍の範囲、100倍の面積、1,000倍の容量を実現します。
モースマイクロについて
2016年に創業したモースマイクロ社は、急成長中のファブレス半導体企業で、オーストラ
リアに本社を置き、英国、米国、中国、日本、台湾、およびインドにオフィスを構えてい
ます。現在までに2億豪ドルを超える資金を調達しており、世界最大かつ最も資金力のあ
るWi-Fi HaLow企業となっています。当社は、Wi-Fi HaLowソリューションの開発とIoT
(モノのインターネット)向けの次世代接続の実現に注力しています。現在のWi-Fiプロト
コルの状況を変えることで、当社はデジタル未来の境界を押し広げ、変革を促し、世界中
の接続性を高めています。当社は、世界クラスのWi-Fiチップエンジニアのチームを通じ
て、非常に高速・小型・低消費電力・長距離対応した、Wi-Fi AllianceおよびFCC認証取得
済みのMM6108量産用シリコンのサンプル出荷を開始しました。詳細については、
https://www.morsemicro.com/ をご覧ください。